さ、最後の…抵抗？（汗

今日は久々に面白いものをみた。

朝、とある場所に並んでいたんだよ。
ちょうど俺が4番くらいで…そんなに狭い場所でもなかったんだけどなんだか前の人が近い。
…いや、なんか…後ろに下がってきているような…
顔を上げるとやっぱり下がってくる前の人。
…でも…

…なんだか下がってくる、というより……後ずさりしてる？？？

よく見てみると目がちょっと怯えて何かを凝視してる…
目線の先を辿って俺も目を疑ったよ！

後ずさりする人の前の人の襟に。
蝉。
えぇ、あのミンミンと鳴く蝉です。
ちょっと小柄な…でも立派にまだ息をしている蝉です。
わぁ…もう秋なのにまだ生きてる…感動。
なんてちょっと一瞬意識飛んでみたり。（何

えぇ、でも…その位置はちょっと気が付こうよ！（汗
ちょうど良い死角なのかその人まったく気が付かず。
どんどん後ずさりしてくる前の人、ついに状況に耐えられなくなったのか途中リタイア。

…Σ次は俺の番じゃん。（ハッ
後ろの人も気が付いていないから前に行くしかない。
近づくごとに段々妙な汗が出てくる俺。
蝉と視線が合って固まり。
いや…嫌いとかじゃないけどな、うん…お、お願いだからとぶなよ…？（ビクビク

…やっぱり次第に後ずさりし始め。
…それで終われば良いけど、今度は前の蝉の人がせわしなく動き始めた！
右へ左へウロウロウロウロ…お、お願いだから動かないでくれよ！！
何が気になるか分からないけど、俺はあなたの襟にとまっている蝉の方が気になってしょうがないんだよ！！（汗
むしろどうやってそこにくっついたの蝉っ！？
飛び交う心の声。

どうする、どうするよ俺っ！！？
選択肢→
【言う】【言えない】【言い方が分からない（重要）】【黙っておく】【言おうとして言えない】
…やばい、言うって選択肢が1つしかないじゃん。
（っていうか蝉付いてる人に「あのぅ…襟のとこに蝉、付いてますよ？」なんて普通にいえないし）

なんかあぁいう状況に置かれると人って急に喉がはりついたみたいになって声が出ないんだね！
改めて知ったよ。なのでそのまま小心者の俺は怯えたままいえませんでしたっ（弱

すると突然目的のものを見つけたらしくぴたりと止まる蝉の人。
…あ、友人だ！
よし、これできっと気が付いて蝉を…


…って考えた俺が甘かった。
気が付かねぇ。二人して気がつかねぇし。

えぇぇぇぇーーっ
ちょ、せめて気が付こうよ！！（汗

そうして心の中で突っ込む俺をよそに蝉の人は蝉をくっつけたままどっかへ友人と共に歩いて行きましたとさ！（爽

…あの後蝉はどうなったんだろうか…
そして蝉の人は一体何処で気が付いたんだろうか…

本日一番気になることでした。