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KOCのLG大陸在住のレンヴァルドの日記。関係ない人は回れ右!絵の持ち帰りは落書き以外基本厳禁。ネチケとKOCマナーをお守りくださいねー
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2006/07/08 (Sat)
この本を読んだきっかけは友達が『同じ境遇だ』、とポツリともらしたことでした。

とてもファンタジーなのに、とてもリアルで、現実的。
むしろ現実過ぎてファンタジーなのを忘れてしまいそうで…でもやっぱりファンタジーで…とても不思議でした。

最初は、胸が黒く塗りつぶされるような気持ちで見ていました。
…いえ、最後の方までそうでしたが(笑

もちろん大人になってもそうでしょうが、特に子供にとっては原作は見るのは辛すぎる作品です。
映画を見た中でも、絶対に外せない大切な、でも辛いことはきちんとかかれていました。

…本当の正しさとは、が今回のテーマでしょうね。

別に何かをするのは、何かを突き通すのは悪いことじゃない。
でもそれは何処までが正しいのか…何が悪いのか…
学んだり、失敗したりして人は成長していくのでしょう。
その末の、自分の中の正しさとは…。

これは、そんな壁に初めてぶつかったワタルが、一体どう成長していくのかという物語です。

+++++++++++++++++++++++++++

ワタルの物語を見る、というより、一緒に冒険していました。
一緒に笑い、一緒に悩み、泣いて…最後のワタルの願い、想いは、やっとその時分かったワタルの様に、私の心の霧も晴れた感覚がありました。

…『ブレイブ・ストーリー』は、ワタルの物語で、自身ではない。
でも、ワタルと一緒に冒険させてもらった『自分の物語』もあったのも事実です。

これはむしろ大人に見てもらいたい。
中身を語るなんて事はしません。是非自分の目で見てください。

旅を終えた時、自分の周りを見返してください。
きっと、何かが見えるはずです。

+++++++++++++++++++++++++

ちなみに映画は2回見に行きました。
1回目は原作がアレでどう子供も見られる映画にするんだろうと気になったからです。

本から映画になれば足りないのは当然です。
多分全然足りないとか思っていらっしゃる方もいるでしょうが、自分としてはこの作品は時間をかけて脚本を練っただけあって、久々に凄く満足できるものでした。
終わり方は映画のほうが好きでした。

声について酷評もあるそうですが、良かったと思いますよ?

そうそう、2回目を見に行ったのはなんと大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆきの3人も声の出演をされていたということでそれが気になっちゃって。

うわぁ、凄いですね!
というか京極さん普通にレギュラーみたいにでてましたね…一番の驚きでした。

…ここまで語っては見たものの、所詮『自分個人の意見』ですので違う意見で腹を立てても殴りこみしないでください(何
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