usual day+++

 

「…言われたとおり行ってきたぞ」

「…何これ？」

「お前への気持ちのこもった手紙じゃないのか」
「…うわぁ…」

箱に詰められた黒いものと、真っ黒な紙が一枚。
なぜか文字が血の色をしているのが気になる。

「仕事が早かったな…もう１つは少々かかると言っていたが」
「あー…、うんこれに書いてある。「もう一個は自分の足で取りに来い」って」
「自分の責任は自分でとることだな」
「うぅ…ま、まぁでも喜んでもらえそうだからいいよねっ、うん！」
「花火師の作だ、誰も文句は言うまい」
「だよね！」

「……例え材料がなんであろうともな」
「………だよね！」


++++++++++++++++


「……そういや、行った時のキレ具合と爆発の規模からいうと……」
「言うと？」
「とりあえず逝ってこい」
「それ字違う」